来日メモリー

ヒット曲続出 sg WANNA BE+ TOKYO TOUR 2007  (コンサート)

2007/06/16 16:01

bin070616160139005.jpg韓国の人気グループsg WANNA BE+(エスジーワナビー)が、6月3日、東京国際フォーラム(東京・有楽町)で日本3回目のコンサートを行い、昼夜2回、計9 000人の観客を酔わせました。

オープニングは「アリラン」。チマチョゴリ姿のダンサーが踊る中、3人が歌声を響かせながら登場。その後も「Timeless」「サルダガ(生きていて)」「ネサラン(僕の人)」と、次々にヒット曲を歌って客席を沸かせます。
ヒットの持ち歌が多いのが、sg WANNA BE+の強み。しかし、歌唱力を生かしてじっくり聞かせるばかりではありません。
3人それぞれのソロのパートでは、キム・ヨンジュンがX Japanを歌ったり、チェ・ドンハがボン・ジョヴィを歌いながらマイクを振り上げたり、ジャンプしたりと、ロック魂も十分。
ゲストで登場したセクシークィーン、イ・ヒョリとデュエットする場面もあり、相手役のキム・ヨンジュンも堂々とセクシーなダンスを披露しました。sg WANNA BE+の意外な一面です。
ファンは1曲目から総立ち。イ・ヒョリも会場の熱気に驚いたようで、MCでは「男の人が見えませんねー、sg WANNA BE+のファンだけですかー。皆さん私のこと、知っていますか?」と思わず聞いてしまいました。

コンサートの副題「純情」に合わせた映画風のビデオも、合間に流れました。
恋人が交通事故で亡くなり、その喪失感を愛の想い出で埋めていくというストーリーを、3人がリレーで演じます。
リーダーのチェ・ドンハは、相手の女優とキスシーンも演じ、照れくさがるかと思ったらあべこべに、自分から「キスシーン見ましたか? ホントにしたんですよ」と解説する始末。演技にも興味がありそうです。

また、「皆さんの純情を見せてもらってもいいですか?」と、3人が出してきたのが、七夕のように短冊がたくさんぶら下がっている木。来場客に、純情に対する思いを書いてもらい、それをくくりつけたものです。
しかし、書かれているのはもちろん日本語。
読もうとしたキム・ヨンジュンは、「あのー、漢字ですね。ひらがな、カタカナは何とか読んでいるのですが。……助けてください」と通訳にSOS。キム・ジノは、通訳が読み上げている間、日本文を理解しているふりをしてウンウンとうなづき、「ワカリマシタ」と日本語で返事。そんな彼らに「カワイイ~」と、また黄色い声が飛びます。

「メンバーの純情も聞いてみましょう」と、ヨンジュンからマイクを向けられたドンハは、
「小学6年生の時、片想いをしました。僕が班長、彼女が副班長。でも、面と向かってはいじめてばかり。なので冬休みに手紙を書いたら、次の日、返事をもらいました。『二度とそういうことをするな』と。悲しかったです。
偶然、その人に会いました。僕の自宅の近くに住んでいたんです(エーッ!の声)。元気そうでよかった。これが僕の純情です」
ヨンジュン「また会ったらどうですか?」
ドンハ「……キスでもしましょうか?」

それは想い出でなく現在進行形? と思ううちに、ヨンジュンが「皆さんの心の中にある、純情の相手の名前を、1,2,3で叫んでください!」と呼びかけ、客席がひるみながらも叫ぶと暗転して次の曲が始まる、という趣向もあり、21歳のキム・ジノがソロで歌った曲は、シナトラの「マイ・ウェイ」だったりと、なかなか異色のアイデアが展開します。

しかし最後は、sg WANNA BE+ らしいしみじみとした語りになりました。
ジノ「ありがとうございます。言葉も通じないのに日本に来れて、互いに共感できることが幸せです。
僕らは芸能人でもスターでもなく、ただ歌が好きな人間。なのにこうやって歌って生きていけることに感謝します」
ヨンジュン「来るたびに皆さんの力を借りて、ステキな舞台にできることを感謝しています。皆さんがいる限り頑張ります。(日本語で)皆サン本当二大スキデス!」
ドンハ「英語の歌詞、間違えた記憶は消してください。キスシーンも忘れてください。初恋や純情を思い出してくれたら嬉しいです。僕たちも今日の記憶を忘れずに、一生懸命歌っていきたいです」

「ネサラン」では歌詞の「コマウォヨ」を「ありがとう」に変えて歌い、何度も「皆サン、アリガトゴザイマース!」「愛シテルー!」と叫ぶ彼ら。韓国トップの歌手なのに、隔たりを感じさせないsg WANNA BE+は、年齢を問わず人を魅きつけます。かなり高齢の方も一緒に立ち上がって楽しんでいました。庶民的な大歌手sg WANNA BE+が、さらに日本でも活躍できるようにと願っています。

●セットリスト(歌手)
1.アリラン (sg WANNA BE+)
2.死ぬほど愛していた (sg WANNA BE+)
3.愛していたのに (sg WANNA BE+)
4.愛歌 (sg WANNA BE+)
5.Endless Rain ~X Japan (キム・ヨンジュン)
6.狂 (sg WANNA BE+)
7.I am / Complicated ~2曲ともボン・ジョヴィ(チェ・ドンハ)
8.Toc Toc Toc (イ・ヒョリ)
9.My love / Sexy Back ~2曲ともジャスティン・ティンバーレイク(イ・ヒョリ+キム・ヨンジュン)
10.Dear Boy (イ・ヒョリ)
11.愛して本当によかった (sg WANNA BE+)
12.真夏の日の夢 (sg WANNA BE+)
13.のろま (sg WANNA BE+)
14.恩 (sg WANNA BE+)
15.My Way ~フランク・シナトラ (キム・ジノ)
16.Timeless (sg WANNA BE+)
17.サルダガ 生きていて (sg WANNA BE+)

以下、アンコール曲
18.Stay (sg WANNA BE+)
19.ネサラン 僕の人 (sg WANNA BE+)
20.アリラン (sg WANNA BE+)

(文責・編集者まーや)
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画像©CJ Media Japan、Sachiko Shimaya

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