イ・ジュンギ『初雪の恋~ヴァージン・スノー~』プロモーション (記者会見・舞台挨拶)
2007/04/06 12:03
「初雪の日にデートした恋人たちは幸せになれる」
韓国の言い伝えをもとにした日韓合作映画『初恋の雪~ヴァージン・スノー~』の記者会見と試写会が、4月5日、原宿ラフォーレミュージアムで行われ、映画初監督のハン・サンヒと主演のイ・ジュンギと宮崎あおいが登場しました。
MC:京都の感想は?
監督:最も日本的な街。ここで新世代の俳優による新しい形の映画が撮れました。ラブストーリーは、事件よりも感情が大事。二人が心を開いて愛を育む姿を見てください。
ジュンギ(以下J):美しくて、休むに最適の落ち着いた街。個人的に、休息をしにまた京都に行きたいです。
MC:映画には初雪に関するジンクスが出てくるが、それらを信じるほう?
J:ジンクスや迷信は信じないですが、初雪は純粋さや純潔の象徴で、そんな気持ちで約束をするのは意味があると思います。ジンクスで幸せを感じるのはいいことですね。
あおい(以下A):ジンクスをあまり知らないけれど、「こうすると別れる」というものは聞いたことがあります。「初雪は~」のようにポジティブなものなら、たくさんあるといいですね。
Q:主演二人はカタコト言葉で会話したそうだが、それで大変だったり相手を可愛いと思ったところは?
A:大変なことは特にありません。ジュンギが日に日に日本語が上達するので、私も韓国語を頑張らないといけないと思いました。勉強が楽しかった。
J:最初は、俳優同士言葉が通じなくて、相談もできず大丈夫かなと思いました。でもミン(役名)になりきって話していると、感情が伝わるようでした。俳優とはどの場所にいてもなじめるものなんですね。
あおいさんに歌や韓国語を教えましたが、イントネーションが可愛くて、今もそう思います。
Q:自分が実際に国を超えた恋をしたらどうなりそうか?
A:大変だとは思いません。言葉の壁は、二人の絆を深める壁だと思います。言葉がわからないから、相手の目を見て話すようになるし、お互いにより知ろうとするから。
J:言葉が通じなくても、互いが集中して気持ちが通じるのではないでしょうか。電話だと顔が見えないからちょっと困るけど。
ここで主題歌「未来~風に強い午後に生まれたソネット~」を歌った森山直太朗が登場。
MC:森山さん、映画と、お二人に会った感想は?
森山(以下M):こまごまとした京都、日本のよさを、再確認しました。お二人には昨日初めてお会いしたが、映画を見た後の続きのような気がして、「心配したんだよ、よかったねぇ」という気持ちになった(笑)
MC:監督、曲の感想は?
監:初め、ギターの弾き語りのテープを渡され、それを聞きながら編集し、逆にインスピレーションをもらいました。
J:映画の内容や、主人公の気持ちをうまく音楽に生かしてくれていると思います。
A:もともとファンでした。一つ一つの言葉が胸に響いて感情移入できます。
M:僕は現場には行かなかったけれど、(主題歌のかかる)エンドロールまで帰らずにちゃんと見ていってほしいですね(笑)。
会見後、同じ場所で300人の観客を集めて試写会が行われ、それに先立ち森山直太朗のミニライブが行われ、主題歌が初めてナマで歌われました。
MC:森山さん、予告編を見て涙したんですって?
M:泣けるんです。自分にびっくりしました。いち観客として見て、素敵な映画なんだろうなって。
MC:実際に見ました?
M:見た! もういろいろ言わないほうがいいと思うの、これから見るんでしょ? 蛇足になっちゃうけど、古きよき日本を、若い監督の目線で撮っていて、また主役の二人がね、もどかしいというか、いいじゃないですかそういうのって。
この後、監督、ジュンギ、あおいが登場。ファンの歓声に彼らも嬉しそうな顔Wです。
MC:監督が特にこだわったところは?
監:美しい京都の街で若い二人が、言葉が通じなくても心が通い合うとこに重点を置きました。
MC:主演二人については?
監:あおいさんは是非一緒に撮りたいと思っていて、緊張しました。日本語ができませんが心を開いて、通じ合えたと思います。女優として美しいばかりでなく内面も素晴らしいです。
ジュンギさんは、言うまでもなく次世代を担う俳優の代表格です。個人的にも弟みたいで、ミンと同じくピュアな青年。二人と一緒に仕事ができで私は恵まれています。
MC:お二人は共演していかがでした?
J:今まで女優さんと1対1で演じる経験がなく、初作品のような気持ちでした。可愛い方で、それだけでも緊張するのに言葉が通じないし、最初は心配でしたが、始まった途端、心配は消えました。女優としての実力があり、年下ということを感じさせず、ある時は大人のようで、感謝しています。
A:最初はクールな人に見え、仲よくやっていけるか不安でしたが、始まったら「ミン」そのものになっていて、そこにすごく助けられました。ジュンギは歌も踊りもお芝居も上手で、英語もできし、日本語も勉強して結構話ができました。努力家でとてもいい刺激を受けました。
MC:森山さんのライブを聞いた感想は?
J:森山さんのような素晴らしい歌手がいることを、映画をやって初めて知りました。私たちは現場で演じますが、それを編集する段階では、森山さんが第三の俳優となっていて、曲があったからこそ感動が倍増するんですね。さっきCDをくれたので、戻ってからたくさん聞きたいです(笑)。
A:横でナマで聴けてトクをした感じ。ドキドキします。
MC:森山さんは実際に会われてどう思う?
M:監督が若いのにビックリ。オーソドックスなラブストーリーを、若者の目線で撮ってるなと思いましたが、納得です。それからお二人の透明感が……(ジュンギとあおいがじっと見つめているので)そんなに見られると困っちゃう、それこそドキドキします。この試写会に、二人がちゃんと来られるかなと思うぐらい心配で。今を生きる役者だと感じました。
最後に監督が、日本語で
「映画には国境がありません。『私は映画で世界の人と話したい』という黒澤明監督が話しました。今21世紀ですけど、この話は今も私の心の中に残っています。その気持ちで今度の作品『初雪の恋』を作りました。言葉が通じなくても、私たちは心が通じるから、幸せになれる。本当にその幸せが皆さんにも通じてほしいです。今日忙しいのに来てくれて有難うございます」
この長い挨拶を全部日本語で口にして、観客の拍手喝采を浴びました。
★『初雪の恋~ヴァージン・スノー』は5月12日、新宿ガーデンシネマほか全国でロードショー公開。
(文責・編集者まーや)



























