SE7EN「宮S」撮影現場密着
2007/11/15 13:03
2007年3月、歌手SE7ENが俳優初挑戦した「宮S」の撮影現場を訪問した。
前日から撮影現場が何度も変わり、その都度連絡を受けては予定組みなおしの連続。
ドラマ撮影は場所探しに大変なようだ。
結局、場所が決まったのは撮影開始2時間前だった。慌てて現場に駆けつけるとまだスタッフも集合していない、また場所変更か?とあせっていたら「渋滞で車が動けない、あと1時間待ってて」と連絡が入り、一安心。
1時間半後、やっと撮影隊が到着、俳優たちも集合してきた。
とあるビルの1室での撮影だというが、俳優たちの着替えの場所が十分でないようで、「メインキャスト」以外はビルのトイレでの着替えになっていた。
目の前で一人が着替え始めたので「今日はどんなシーンですか?」と聞いてみた。
「イ・フ(SE7EN役)が自分の構想を説明する1シーンだけだと聞いている、その他はまだわからない」とのこと。
「放送日は?」「明日です」
韓国のドラマ撮影は「撮ってだし」の最たるものだと聞いてはいたが、今日の明日とは、また凄まじい。でも、「今日の今日」ということも多々あるそうだ。
カメラが準備され始めた頃、横をみると白いスーツに着替えたSE7ENが右左を行ったり来たりしている。
壁にもたれてはなにやらブツブツ、またウロウロ歩きながらブツブツ、そのうち、「よし!よし!」と自分にカツを入れるポーズをした。どうやら台詞を覚えている最中のようだ。
真剣な姿に声をかけるのもためらう。
と、そこへスタッフがダンボールを持ち込んできた、中からでてきたのは「宮S」のロゴ入りの帽子。
最終回を直前にしてSE7ENからスタッフへ労を労っての差し入れだという。
スタッフが口々にお礼を言っているが、SE7ENはそれにも気づかないほど台詞の練習中。変わりにマネージャーが「人にあげないでねー」と。
しばらくして撮影がはじまった、SE7ENが建物の模型の説明をしている、何度もNGになる、何が悪いのか?相手の顔を見ながら説明をする演技なのだが、どうやら顔の傾け方にチェックがはいっているようだ。
監督が何度も指示を出す、何度もやり直すSE7EN、見ている私の方までつられて顔を傾けてしまう。
やっとOKが出た。
SE7ENに変わって他の俳優のシーンになった。
SE7ENの顔は浮かない、納得いく演技ではなかったのか?下向き加減で歩いている。
スタッフの一人が小声で「SE7ENは日本ではどう?このドラマはどう?」と聞いてきた。
「SE7ENの人気についてですか?ドラマの反響のことですか?」と逆に質問をしたら、スタッフがさっと逃げる。ん?と顔をあげると、撮影場から離れたSE7ENが目の前のソファーに腰掛けた。
これには私も驚いた、このソファーはスタッフの荷物置き場になっている、だから私もここに座っている。
少しの間でも現場から離れて集中する時間が必要だったのだろうか。
視聴率が低迷していることは本人も知っているだろう、初めて挑戦した俳優業でありながら、主役としての責任と重圧はどのくらいのものだろうか。
SE7ENが呼ばれ、次のシーンの撮りがはじまった。
プロジェクターを見ながら説明を受けるシーンのようだ。
ドラマの中でも係員が説明をするシーンなのだが、本当にこのビルの係員が説明をしている、つまり素人さん。台詞が続かない、棒読み、声が震えている。
大丈夫なのか?と思っていたら、監督から「だめだ、他の人に代われ」と指示が。
だが、変わって出てきたのは、またこのビルの係員で、やはり素人さん。
何度も取り直している間、SE7ENはじめ俳優はじっと待っている、集中力が途切れないか心配になる。
どのくらいの時間やり直していたか、やっと監督からOKが出る、でも監督の表情から「満足感」は見えない、時間がないため、これでOKを出した・・・という雰囲気だった。
休憩の後、外でのシーンになった。
SE7ENが車から降りてこのビルに入ってくるシーンだ。
このシーンは1回でOKが出た。
着替えのためビルに入る俳優たち。
外では最終回間近のためかスタッフ同士が記念撮影をしている。
前日まで済州島で撮影があり、これからまた長距離移動をして最終回のシーンを撮るというが、天候によってはまた移動して場所を探すという。
韓国のドラマ撮影は過酷だと聞くが、「場所探し」がその要因の1つになっているのではないか?と思った。



























